最悪の事態を想定する

前回は、

「取り組む出来事に対して不安を感じるとすれば、

その出来事の結果を想像してしまったら、楽しいこと嬉しいことを思い浮かべて、

想像した不安な内容を良いことを想像して軌道修正する」

と、いうことを話ました。

不安に感じてしまうことは、想像力が豊かな証拠です。

その想像力をいい方に転換していきましょう。

よくないことを想像しても、きちんと軌道修正していきましょう。

なかなかすぐに上手く行くようなものではないので、

失敗しても諦めずに意識して続けるようにしてください。

きっと上手くできるようになりますので。

それでは、今日の本題に入っていきたいと思います。

ここまで、読んでいただいたあなたなら、ここまでお話してきたことで、

だいぶ不安になったときの対処方法も理解できて

身についてきたんじゃないでしょうか?

不安というのは、「ネガティブでも、マイナスでもない」

ということをお話しましたが、もう少しこの事について、

深く掘り下げて解説をしていきましょう。

新しいことや自分にとって難しいこと、突発的なトラブルに直面したときに、

次にどうなるかわからないから、不安になる。

この時、最悪の事態を想像してしまうと、余計に不安になりますが、

実はここから得られるものがあるのです。

不安になる人は想像力が豊かな人だと、前回でお話しました。

不安になったときに最悪の事態を思い浮かべるということは、

実はうまくいくための道のりを確実に通過しているということなのです。

不安になって最悪な事態のことを想像することが、

うまくいくために必要なことというと、混乱してしまうと思います。

もう少し分かりやすく説明します。

最悪の事態は誰でも避けたいし、できればいつも最高の状態でいたい。

そうは思っているものの、現実はなかなか思い通りにならない。

現実は最悪の事態とまではいかなくても、うまくいかないことや

あまりよくないことばかりの連続かもしれません。

最悪の事態を想像するということは、そもそも最悪の事態とはどういうもので、

どうしてそうなったかがきちんとみえているということです。

何かをしたから、あるいは何かをしなかった為に最悪の事態を招いた。

これが分かっているのですから、逆に言うと、

最悪の事態にならないために、

「すべきこと、してはいけないこと」

を事前に把握できているということです。

単に、最悪の事態を想像だけして終わりじゃなくて、

最悪の事態は何かが原因で引き起こされるわけで、

その原因がわかっていれば、それを避けるための対策も

立てやすくなるということです。

たとえば、明日がお客さんへの商品(システム)の納期だとして、

検品中にバグが見つかって、納期の明日に間に合わないかもしれない

トラブルが起こったとしましょう。

このトラブルが起こった時に最悪の状態とは、

あなたはどんなことを想像しますか?

例えば、最悪の事態で想像するのは、納期に間に合わないことを想像したとします。

この場合してはいけないこととはどんなことでしょうか?

最悪の事態を招く原因を考えます。

例えば、してはいけないことに、今いるその部だけで解決しようとすることです。

「責任を感じて、その部だけでなんとかしようと思って

頑張ってけど、結局駄目でした。」

が一番避けないとならないことのパターンだとします。

この最悪の状態を回避するためにはどうすればいいのでしょうか?

他の部に、手伝ってもらう。

営業の担当者にお客さんの納品の時間を少しでも、
延ばしてくもらうように交渉をしてもらう。

考えれば、いろいろ改善策や次にやるべきことが見えてくると思います。

現実にはそれらを1つずつ確実にこなしていくしかないですよね。

「納期に間に合わないかもしれない」と、パニクっているよりも

よほど事態はスムーズに推移します。

ある意味では、最高の状態を想像するより、

最悪の事態を想像することの方が簡単かもしれません。

最悪の事態を想像して、そこから改善策や次にやるべきことを導きだしていくのです。

新しいことや自分にとって難しいことに挑むとき、

あるいは突発的なトラブルに見舞われたとき、最悪の事態を想定してたから

「やるべきこと、やってはいけないこと」

を導きだす。

やるべきことがわかっているのですから、それをあとは淡々と

こなしていけばいいだけの、シンプルな形に落とし込め、不安もなくなります。

そして、これは大切なことなんですが、やってはいけないことは絶対にやらない

それは、うまくいくため、成功する為に必要なことなのです。

最悪の事態を想像して、そこから解決策を導きだす。

逆説的に見えるかもしれませんが、これは物事を上手く進める方法の

1つですので、しっかり覚えて活用していただきたいと思います。

今日の話をまとめると、

「不安に感じる出来事が起こったときは、最悪の事態を想定して、

そこからそれを回避する改善策を逆算的に引き出す。」

ぜひ、あなたが取り組む出来事の中で、最悪の事態を想定してみてください。

そして、そこから逆算的に最悪の事態を招く原因を考えて

「絶対にやるべきこと、やってはいけないこと」

を導き出してください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です